先日、2025年11月30日(日)に日本化粧品検定1級を受験してきました。
美容看護師として働きながらの勉強だったので、正直「ちゃんと時間を取れるかな…」と不安でした。
まだ合格通知は届いていませんが、実際に受けてみて感じたのは、「過去問をしっかり解いておけば大丈夫」ということ。
私は過去問を3周ほど繰り返し解いたことで、出題傾向をつかみ、自信を持って本番に臨むことができました。
この記事では、忙しい中でも効率よく勉強したい方に向けて、
私が実際に取り組んだ勉強時間の目安や勉強法のコツをリアルな体験談としてお伝えします。
これから受ける方の参考になれば嬉しいです。
日本化粧品検定1級とは?

日本化粧品検定は、コスメやスキンケアの正しい知識を身につけたい人に人気の資格です。
美容部員さんやエステティシャンだけでなく、美容医療に関わる看護師、そして美容好きな一般の方まで、幅広い層が受験しています。
中でも1級は「化粧品の専門知識をより深く理解している人」を認定する上級レベル。
スキンケア成分や肌の構造、エイジングケア、日焼け止め、ヘアケアなど、幅広いテーマから出題されます。
また、1級の試験範囲には2級・3級の内容も含まれるため、これまで学んだ基礎を総復習しながら、より専門的な知識を問われる構成になっています。
化粧品検定の試験概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 実施時期 | 年2回(5月・11月) |
| 試験時間 | 60分 |
| 出題数 | 60問(4択マークシート方式) |
| 受験料 | 13,200円(税込) |
| 合格ライン | 正答率70%前後 |
| 会場 | 全国主要都市(札幌・仙台・東京・横浜・さいたま・静岡・千葉・名古屋・京都・大阪・福岡など) |
| 受験資格 | 年齢・職業制限なし。どなたでも受験可能 |
日本化粧品検定1級と2級の併願受験も可能です。※日本化粧品検定 1級・2級受験案内
化粧品検定1級を受験するメリット
日本化粧品検定は、文部科学省が後援している公的資格で、美容・化粧品業界でも信頼度の高い資格です。
1級を取得すると、スキンケア成分や肌構造などの知識を根拠をもって説明できるようになるため、仕事での説得力がアップします。
また、履歴書に書ける資格としてキャリアアップや転職にも有利。
美容が好きな方や、美容医療・接客に携わる方にとって、知識の裏付けになる資格です。
勉強時間の目安は?実際にかけた時間を公開

私が受験を決めたのは2025年の10月。
このタイミングで「1級と2級のテキスト&過去問」を購入しました。
公式テキストはこちら👇
ただ、仕事が忙しく、最初のうちはなかなか手をつけられず…。
平日は1日30分〜1時間ほど、通勤中や寝る前に少しずつ勉強するようにしました。
本格的に集中できたのは試験前の2週間(11月後半)。
その期間は仕事終わりや休日に時間を作って、過去問を3周ほど繰り返し解きました。
全体的な勉強時間はおそらく30〜40時間くらいだったと思います。
一般的な勉強時間の目安
化粧品検定1級の勉強時間は、人によってかなり差があります。
たとえば、毎日30分〜1時間のペースで1か月半ほど勉強して合格した人もいれば、
2か月かけて50〜60時間ほど取り組んだ人もいます。
内容は2級に比べてやや専門的で、化学成分や肌・毛髪の構造などの理解が必要です。
一方で、2級の内容はスキンケアやメイクアップなど、日常に近くイメージしやすい分野が多め。
そのため、初めて受験する方はまず2級で基礎を押さえ、1級でさらに深く学ぶ流れにするとスムーズです。
勉強時間はあくまで目安であり、自分のペースで続けることが一番大切。
正答率70%前後が合格ラインなので、忙しい社会人でもコツコツ取り組めば十分合格を目指せる試験です!
社会人でも続けられる勉強ペースのコツ
忙しい社会人でも、ちょっとした工夫で無理なく続けられます。
完璧を目指すよりコツコツ「少しずつ続ける」がポイントです✨
- 通勤時間や夜、寝る前に1日30分〜1時間だけ勉強
→ まずはテキストを開く習慣をつけて、内容に慣れる - 試験前の2〜3週間は“過去問中心”に切り替え
→ 実際に問題を解いて、出題傾向をつかむ。 - 間違えた問題は解説をしっかり読み込む
→ 理由を理解すると、次に同じ問題が出ても迷わない
スキマ時間を上手に使えば、忙しい人でも無理なく合格レベルに到達できます。
勉強方法と使った教材

忙しい毎日の中で勉強時間を確保するのは、正直大変ですよね。
私も全く勉強できない日もありましたが、できる時に効率的に進めました。
過去問中心で勉強した理由
使ったのは、日本化粧品検定協会の公式テキストと過去問題集。
特に過去問は3周ほど繰り返して、間違えた問題は解説をしっかり読み込むようにしました。
日本化粧品検定1級の公式過去問はこちらから。日本化粧品検定2級の公式過去問はこちら。
最初は難しく感じても、何度も解いていくうちに傾向やポイントが見えてくるようになります。
実際に化粧品検定1級を受けてみた感想
私が受験したのは東京農業大学の会場でした。
広くて清潔な教室で、隣の席との距離もゆとりがあり、リラックスして試験に臨めました。
試験は60問を60分で解く形式。時間にはかなり余裕があり、見直しをしてもまだ少し時間が残るくらいでした。
出題された内容と印象
「これは出た!」と思ったのは、やっぱり1級の過去問で見た問題。
2級の範囲も少し出ましたが、しっかり1級の過去問を解いておけば十分対応できる印象でした。
わからない問題があっても、今ある知識をもとに消去法で考えると、意外と答えを絞り込めました。
勉強しておいて良かったこと・やっておけば良かったこと
やっておいて本当によかったのは、過去問を繰り返し解いたこと。
何度も解いているうちに出題の傾向がつかめて、選択肢の言い回しにも慣れました。
反対に、「これはやっておけばよかったな」と思ったのが
『知れば知るほどキレイになれる!美容成分キャラ図鑑』という本を読むことです。
イラストで成分の特徴をわかりやすく解説してくれているので、
過去問を解く前にこの本で基礎をつかんでおくと、丸暗記にならず理解が深まりそうです。
これから化粧品検定1級を受ける方へ

仕事をしながらの勉強は決して楽ではありませんが、
忙しくても過去問を繰り返せば大丈夫です。
最初は分からない問題も多いですが、2周・3周目は間違えたところだけを復習すればOK。
少しずつ理解が深まり、「あ、これ覚えてる!」という瞬間が増えていきます。
私の場合、トータルの勉強時間は約30〜40時間ほど。
過去問を3周繰り返したことでしっかり手応えを感じることができました。
化粧品検定1級は、社会人でも無理なく挑戦できる資格です。
焦らず、自分のペースで続けていけば大丈夫。
あなたの頑張りは、きっと結果につながります✨







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