美容看護師が解説|ソフウェーブの効果と持続期間、他施術との違いを徹底解説

美容看護師が解説|ソフウェーブの効果と持続期間、他施術との違いを徹底解説

韓国美容好きの間で話題の 「ソフウェーブ」
肌のハリや弾力をサポートし、しわやたるみの改善目的に導入するクリニックが増えています。

「糸リフトよりダウンタイムが少ない」
「ハイフよりも満足度が高い」
そんな口コミも多く見かけますが、実際のところはどうなのでしょうか?

  • ソフウェーブの仕組みと期待できる変化
  • 効果を感じるまでの期間と持続期間の目安
  • チタニウムリフトやハイフとの違い

SNSや口コミだけではわかりにくい“本当の効果”を、専門家目線でわかりやすく解説します!

この記事では、効果・持続期間・リスク・他施術との違いを 専門的にまとめて解説
美容医療に詳しい方でも納得できる内容をお届けします。

ソフウェーブとは?

ソフウェーブとは?どんな施術なの?看護師が解説します

ソフウェーブ(Sofwave)」は、中層真皮(コラーゲン層)に働きかける新しい世代のリフトアップ治療です。
韓国やアメリカで人気を集め、日本でも多くの美容クリニックで導入が進んでいます。

技術&仕組み(真皮中層へのアプローチ)

ソフウェーブの特徴は、「SUPERB™(スーパーブ)技術」という独自の超音波システムです。
この技術では、7つの発信ポイント(トランスデューサー)から均一に熱を加え、肌の中間層(真皮の約1.5mmの深さ)を効率よく温めます。

「肌の弾力をつくる層」だけを正確に温めてコラーゲンの再生を促す仕組みです。
表面を傷つけることなく、内側からハリ感をサポートできるのがポイントです。

ソフウェーブは、韓国のMFDS (Korea Ministry of Food and Drug Safety )と、日本のPMDA(Pharmaceuticals and Medical Devices Agency)による承認を受けています。

(出典「韓国におけるSofwave™の販売承認」「ソフウェーブのSUPERB™技術が日本で規制当局の承認を取得」)

期待できる変化(ハリ・弾力・たるみ・しわケア)

ソフウェーブでは、施術直後から軽い引き締まり感を感じる方もいますが、
本格的な変化は1〜3ヶ月ほどかけて少しずつあらわれます。

すぐに上がるよりも、数週間〜数ヶ月かけて肌の密度が高まっていくような感覚。
そのため、“ナチュラルに若見えしたい方”にとても人気です。

主に以下のような肌悩みに対してサポートが期待できます。

  • フェイスラインのもたつき
  • ほうれい線・マリオネットライン
  • 目元・口元のちりめんじわ
  • 頬のハリ不足

ハイフほどの“リフト感”よりも、ふっくらハリのある質感づくりに優れているのが特徴です。

ソフウェーブは、「眉上・あご下・首領域の引き上げおよび顔のしわ・線維改善」の適応と、「上腕部のたるみ改善」用途で、アメリカのFDA(Food and Drug Administration)からクリアランスを受けています。

ダウンタイム・安全性

ソフウェーブは、表皮へのダメージを最小限に抑えた設計になっています。
照射時には冷却機能(クーリングシステム)が同時に働くため、肌表面を守りながら真皮層だけを加熱できます。

照射直後に軽い赤みが出る方もいますが、数時間〜翌日には落ち着くケースがほとんど
メイクも当日から可能なので、仕事帰りに施術する方もいらっしゃいます。

施術後は、軽いハリ感・引き締まり感を感じつつも、ダウンタイムがほとんどない点が大きな魅力。
糸リフトのような劇的変化は求めないけど、自然に引き上げたい」という方に向いています。

持続期間・効果が出るまでのタイミング

ソフウェーブの効果はどのくらいで現れる?どのくらい持続する?看護師が解説します

ソフウェーブは、「即効性」と「持続性」の両方を兼ね備えた施術です。
施術直後に引き締まりを感じる方もいれば、数週間~数ヶ月かけてじわじわと肌のハリや弾力が高まる方もいます。

いつから実感できる?

ソフウェーブは、照射直後に軽い引き締まり感を感じる方が多くいます。

これは、照射による熱刺激で真皮層のコラーゲンが一時的に収縮するためです。

しかし、本当の効果のピークは1〜2ヶ月後。この期間に新しいコラーゲンが作られていくことで、
肌のハリや輪郭の変化をより実感しやすくなります。

施術から1〜3ヶ月ほどかけてコラーゲンの再構築が進むため、
“即時的な引き締まり+1〜2ヶ月でピーク”という流れ
で変化していくのが特徴です。

効果の持続期間は?

ソフウェーブの効果は、おおよそ6ヶ月〜1年ほど持続するといわれています。
ただし、これは施術回数・照射出力・肌質・生活習慣などによって個人差があります。

ソフウェーブは、ハイフより浅い真皮層(肌の中間層)に働きかける施術です。
ハリや弾力の持続感はゆるやかに現れ、半年〜1年ほどかけて自然に変化していくイメージです。

【持続期間に影響する要因】

  • 年齢(特に40代以降は代謝がゆるやかになりやすい)
  • 紫外線ダメージ・喫煙などによる酸化ストレス
  • 睡眠不足・食生活の乱れ

ソフウェーブの効果の持続には、肌の状態や生活習慣も大きく関わります。

紫外線や乾燥はコラーゲンを減らす大きな原因。
施術後も保湿・日焼け対策をしっかり行うことで、持続期間をより長く保ちやすくなります。

メンテナンスの目安

ソフウェーブは1回の施術でも満足度が高いですが、
効果を長く保ちたい方は6ヶ月〜1年ごとのメンテナンスがおすすめです。

ハイフより刺激が少ないため、1年に1〜2回のペースで続ける方が多いです。
無理なく続けられるので、“ゆるやかに老化を遅らせるケア”として人気です。

ライフスタイルや肌状態によって最適な間隔は変わるため、
カウンセリング時に医師・看護師へ相談して決めると安心です。

他の施術との違い・比較

ソフウェーブとハイフ、糸リフト、チタニウムリフティングとの違いを解説

ソフウェーブは、ハイフや糸リフトとよく比較される施術です。
それぞれ作用する層・ダウンタイム・効果の特徴が異なるため、目的に合わせた選び方が大切です。

ハイフとの違い

ハイフ(HIFU)は、SMAS筋膜層(皮下約3〜4.5mm)という、より深い層をターゲットにします。
一方、ソフウェーブは
真皮の中間層(約1.5mm)に熱を加え、肌のハリや弾力をサポートします。

比較項目ソフウェーブハイフ(HIFU)
使用する技術超音波(SUPERB™技術)超音波(HIFU)
作用する層真皮中間層(約1.5mm)SMAS筋膜層(約3〜4.5mm)
主な目的ハリ・弾力・質感アップフェイスラインの引き上げ、リフトアップ
ダウンタイムほぼなし(赤み程度)軽度の腫れ・筋肉痛あり(数日で回復)
痛み軽い温かさ程度やや強めの刺激を感じる場合あり
持続期間約6ヶ月〜1年約6ヶ月前後(個人差あり)

同じ超音波でも“使い方”と“届く深さ”が全然違うんです。
ソフウェーブは“肌質改善寄り”、ハイフは“リフトアップ寄り”のイメージです。

チタニウムリフトとの違い

チタニウムリフトは、表皮・真皮・脂肪層・SMAS筋膜層といった
肌のさまざまな層に同時にアプローチする“切らないリフトアップ施術”です。

3つの異なる波長(755nm・810nm・1064nm)のレーザーを同時に照射し、
浅い層から深い層までバランスよく熱を届けることで、
リフトアップ効果や肌質の改善を目指します。

糸やメスを使わない点はソフウェーブと同じですが、
使うエネルギーの種類や作用する深さが少し異なります。

比較項目ソフウェーブチタニウムリフト
使用する技術超音波(SUPERB™技術)レーザー(3波長同時照射)
作用する層真皮中間層(約1.5mm)表皮・真皮・脂肪層・SMAS筋膜層まで多層的にアプローチ
主な目的ハリ・弾力アップ、肌質改善フェイスラインの引き締め、リフトアップ、肌質の向上
ダウンタイムほぼなし(赤み程度)ほぼなし(軽い火照り・赤み程度)
痛み軽い温かさ程度やや温かさ・刺激を感じる程度
持続期間約6ヶ月〜1年約6ヶ月〜1年

チタニウムリフトは、レーザーの熱で肌全体をじんわり引き締める施術。
ソフウェーブよりも広い層に働きかけて、顔全体をすっきり整えたい方に向いています。

糸リフトとの違い

糸リフトは、特殊な糸を皮下に挿入して物理的にたるみを引き上げる施術です。
施術直後からフェイスラインがスッと引き上がるのを実感しやすく、
リフトアップの即効性が大きな魅力です。

一方、ソフウェーブは超音波の熱エネルギーを使い、真皮層を刺激してコラーゲン再生を促す施術
糸やメスを使わず、肌の内側からハリ・弾力を高める“切らないリフトアップ”です。

どちらもたるみケアに人気ですが、アプローチ方法や効果の出方、ダウンタイムが大きく異なります。

比較項目ソフウェーブ糸リフト
使用する技術超音波(SUPERB™技術)特殊な吸収糸(PDO/PLLAなど)を皮下に挿入
作用する層真皮中間層(約1.5mm)皮下組織〜SMAS筋膜層
主な目的ハリ・弾力アップ、自然な引き締めフェイスラインのリフトアップ、たるみ改善
ダウンタイムほぼなし(赤み程度)数日〜1週間(腫れ・内出血が出る場合あり)
痛み軽い温かさ程度麻酔の注射が痛い
持続期間約6ヶ月〜1年約1〜2年(糸の種類・本数により変動)

糸リフトはすぐにリフトアップしたい方におすすめ。
ソフウェーブは自然に引き締めたい方・ダウンタイムを避けたい方に向いています。

糸リフトは、実際に毎年私が受けている施術です。体験談や効果を詳しく知りたい方は、<【新宿で糸リフト体験】美肌アモーレって効果ある?痛み・値段・経過を徹底レビュー!>を参考にしてみてください。

ソフウェーブの値段・料金相場

ソフウェーブの値段・料金相場を日本と韓国で徹底比較

ソフウェーブの料金は、クリニックや地域によって差があります。
ここでは、日本と韓国の相場を比較してご紹介します。

日本(東京・大阪・福岡など)

日本では、ソフウェーブ(Sofwave)の料金は、施術範囲やクリニックによって差がありますが、
おおよそ 全顔1回で10〜30万円前後 が目安です。

地域・クリニック施術内容・範囲料金(税込)補足
東京(銀座):高須クリニック全顔1回¥220,000高州クリニック公式HP
仙台:あおばクリニック全顔1回¥98,000あおばクリニック公式HP
名古屋:エースクリニック 名古屋院顔全体(200パルス)¥121,000エースクリニック名古屋公式HP
大阪:エースクリニック 梅田HEPナビオ院顔全体(200パルス)¥121,000エースクリニック大阪梅田公式HP
福岡博多:アトールクリニック顔全体¥14,7000アトールクリニック公式HP

高須クリニックは、横浜、名古屋、栄、大阪にもあります。

あおばクリニックは全国展開のクリニックで、北海道の札幌と函館院、関東エリアは新宿、池袋、渋谷、有楽町、上野、吉祥寺、町田、大宮、千葉院があります。

アトールクリニックは九州中心に展開しており、福岡博多の他に、鹿児島、熊本、北九州小倉院があります。

韓国との比較

韓国(特にソウル・江南エリア)では、ソフウェーブ(Sofwave)の施術を行う美容クリニックが増えています。
日本よりもやや手頃な価格で受けられるケースが多く、
観光と合わせて施術を受ける“美容医療ツーリズム”としても人気が高まっています。

クリニック名施術内容・範囲料金(税込換算)所在地・備考
GU Clinic(江南本院)100ショット〜200ショット約₩1,200,000〜₩2,290,000(約12〜23万円)ソウル・江南区/人気のリフト専門院
EGG Clinic Seoul全顔200ショット約₩4,200,000(約42万円)ソウル・江南区/VIPメニューを中心に展開

韓国のソフウェーブは、ショット数・出力・医師施術かどうかによって価格差が大きい傾向にあります。

韓国で施術を受ける際は、渡航費・滞在費・言語サポート・万が一のアフターケアなども加味して選ぶことが重要です。

施術前後・持続期間に向けたセルフケアと注意点

ソフウェーブの施術前後の注意点とセルフケアのポイント

ソフウェーブはダウンタイムが少なく、当日からメイクも可能な施術ですが、
施術後のケアや生活習慣によって、効果の持続期間に差が出ます。
ここでは、美容看護師の視点から「翌日から実践できるケア」と「長持ちさせるコツ」をご紹介します。

施術直後からやるべきホームケア

施術直後の肌は、一時的に熱ダメージを受けて乾燥しやすい状態
しっかりと保湿・紫外線対策・十分な睡眠を心がけましょう。

💡おすすめケアポイント

  • 保湿:低刺激・高保湿の化粧水や美容液で水分をしっかり補給。
  • UVケア:日焼け止め(SPF30以上・PA+++)を毎日使用。
  • 睡眠:コラーゲン生成は睡眠中に活発化。6〜8時間を目安にしっかり休む。

施術直後は肌を“守る期間”。スキンケアは攻めより守りが大切です。

ダウンタイム中は、肌が一時的に乾燥しやすくなります。
外からの保湿に加えて、内側から潤いをサポートする“インナーケア”も取り入れるのがおすすめです。

▶︎おすすめは、チョコラBBリッチ・セラミド[機能性表示食品]
米由来グルコシルセラミドが、肌の水分保持を助け、乾燥によるハリ不足をケアします。

【おすすめホームケア美顔器】

「ソフウェーブ後も肌のハリ感をキープしたい!」という方には、
自宅で使えるRF(ラジオ波)美顔器もおすすめ。
温熱で肌をじんわり温め、コラーゲンの働きをサポートします。



韓国最大のドラックストアである 「オリーブヤング」でビューティーツール部門で1位を獲得した韓国美顔器

施術後“持続を延ばす”ための生活習慣

ソフウェーブの効果を長持ちさせるには、日常生活での肌ストレスを減らすことがポイントです。

習慣おすすめ理由
禁煙ニコチンが血流を悪化させ、コラーゲン生成を阻害するため。
過度な表情筋の使いすぎを控える極端な表情やマッサージは肌の弾力繊維を傷める可能性。
栄養バランスを整えるタンパク質・ビタミンC・鉄分など、コラーゲン生成に必要な栄養を意識。

食事・睡眠・スキンケアの基本を見直すだけでも効果の持続期間に違いが出ますよ。

よくあるリスク・副反応・注意すべきこと

ソフウェーブは安全性が高い施術ですが、以下のような一時的な反応が出ることもあります。

よくある反応対応方法
赤み・ほてり数時間で落ち着くことが多い。冷やしすぎに注意。
軽い腫れ・むくみ数日以内に自然軽快。強い腫れが続く場合は医師相談。
乾燥・つっぱり感保湿を重点的に。刺激の強い成分(レチノールなど)は一時中止。

💡 注意(薬機法に準拠)

  • 本記事は医療効果を保証するものではなく、一般的な美容ケア情報を紹介しています。
  • 効果や実感には個人差があります。医師の指導のもとで施術・ケアを行いましょう。

ソフウェーブはこんな人におすすめ!効果を長持ちさせるコツまとめ

ソフウェーブはどんな人におすすめ?効果を長持ちさせるコツもまとめました

ソフウェーブは、「切らずにリフトアップしたい」「肌のハリを取り戻したい」という方にぴったりの施術です。
痛みやダウンタイムが少ないため、仕事や日常生活を休まず受けられる点も人気の理由。

✅ おすすめタイプ理由・特徴
フェイスラインの緩みが気になる方真皮層にアプローチしてハリ・弾力をサポート。自然な引き締まり感を得やすい。
ハイフや糸リフトの痛みが苦手な方熱エネルギーを均一に照射するため、刺激がマイルド。
ナチュラルに若見えしたい方表情を変えず、ふっくらとしたハリ感を取り戻せる。
忙しくてダウンタイムを取れない方施術直後からメイクOK。スケジュールを崩さず続けやすい。

ソフウェーブは“メンテナンス美容”としてもおすすめ。
半年〜1年ごとに受けることで、緩やかにエイジングサインを防ぐ感覚で続けられます。

ただ、ソフウェーブは効果が高い分、費用がやや高め(20〜30万円前後)。
「いきなり施術はちょっと…」という方は、まずは韓国で話題の美顔器で肌の引き締めケアを試してみませんか?

おうち美容から始めることで、施術を受けたときの効果も実感しやすくなります。

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