「もう限界かも…看護師を辞めたい」
そう思いながらも、生活やお金の不安で一歩を踏み出せずにいませんか?
看護師の仕事はやりがいがある反面、心も体も削られがち。
私も毎日の激務や人間関係に悩み、ついに退職を決意しました。でも正直、辞めた後の生活が一番不安でした。
「退職したら収入はゼロ?失業手当や退職金はいくらもらえるの?」
そんな疑問を抱えて、私は実際にハローワークで手続きを行い、退職給付金(基本手当)を最大限もらえるよう専門のサポートも活用しました。
この記事では、
- 看護師が退職後にもらえる失業手当の金額
- 手続きの流れや注意点
- 私が実際に受け取れるリアルな金額
を体験談を交えながら分かりやすくご紹介します。
今まさに退職を迷っているあなたの背中を、少しでも優しく押せたら嬉しいです。
看護師を辞めたい…でも不安で動けなかった

「もう辞めたい」そう思っても、実際に行動に移すのは簡単ではありません。
私自身、辞めたい気持ちを抱えながらも、不安ばかりが頭に浮かび、一歩を踏み出せずにいました。
心も体も疲れ切っているのに、「辞めた後の生活はどうなるんだろう…」と考えると怖くなってしまう。
その結果、気持ちは限界なのに、同じ毎日を繰り返すしかありませんでした。
なぜそこまで追い詰められたのか?
私が退職を考えるようになった理由をお話しします。
私が退職を考えた理由

- 心身の疲労が限界だった
- ストレス続きで体調を崩した
- 職場の人間関係に毎日苦しんでいた
看護師3年目になり、責任感のある仕事を任されることが多くなりました。
新人指導やクレーム対応に追われ、思うようにいかず自分を責めてしまう。
普段は風邪すら引かない私ですが、ストレス性の胃腸炎になってしまいました。
「しんどい」「辞めたい」と思いながらも、頭に浮かぶのは 辞めた後の不安。
生活のことを考えると動けず、ベッドから起き上がるのもつらい日々でした。

「辞めたいのに辞められない」理由ベスト3

多くの看護師さんが「辞めたいのに辞められない」と悩むのには、共通の理由があります。
- 生活費が心配
収入がなくなったらどうしよう…と考えると、辞める勇気が出ない。 - 職場に言い出しづらい
上司や同僚に迷惑をかけるのでは、と考えてしまう。 - 再就職できるか不安
辞めたら次の職場が見つかるのか、本当にやっていけるのか不安になる。
こうした不安があるのは決してあなただけではなく、当然のことです。
だからこそ大切なのは、退職後の生活を支えてくれる制度を知っておくこと。
たとえば…
- 失業手当
- 傷病手当
- 退職金や退職給付金
これらを正しく理解しておくことで、不安はぐっと軽くなります。
私自身も、「もっと早く知っておけばよかった」と強く感じました。
看護師が退職後にもらえるお金の種類

「辞めたいけど、生活できるのかな…」
そんな不安を和らげてくれるのが、退職後にもらえるお金の制度です。
看護師が退職後に受け取れる可能性のあるお金は、主にこの4つ。
- 失業手当
- 傷病手当金
- 退職金
- 退職給付金
それぞれの仕組みと、私の体験を交えて解説します。
失業手当とは?もらえる条件と期間

失業手当は、雇用保険に加入していた人が退職後に受け取れる給付金です。
基本のポイント
- 退職前に雇用保険に一定期間(原則12か月以上)加入していること
- 自己都合か会社都合かで待機期間が変わる
- 支給期間はおおむね3か月〜1年
私の体験談💡
私は退職前にハローワークへ行き、失業給付の金額を試算してもらいました。
その結果は、自己都合退職のため90日分で約58万円。
「これだけでは生活が厳しいかも…」と正直、不安になりました。
そこで、プロのサポートを利用して、社会保険労務士さんに相談。
アドバイスを受け、「就職困難者」として申請できることがわかりました。
その結果、給付期間が10か月に延長され、合計150万円ほど受け取れる見通しに!
また、再就職をすると「就職祝い金(再就職手当)」として一括で受け取れる仕組みがあるそうです。
さらに、申請方法も細かく教えてくれるので、専門サービスにサポートしてもらえたのは、本当に心強かったです。
傷病手当金とは?

傷病手当金は、病気やケガで働けなくなったときに健康保険から支給されるお金です。
退職前に体調を崩して休職し、そのまま退職した場合でも、条件を満たせば最長1年6か月支給されます。
ポイント
- 勤務先の社会保険に1年以上加入していることが条件
- 給料の約3分の2が支給される
- 退職後でも「受給資格があれば」継続してもらえる
私はストレス性の胃腸炎で休職した経験があり、この制度の存在をもっと早く知っていれば…と思いました。
鬱などの精神疾患や、腰痛などの原因で辞める場合、損をしないために知っておきたい制度です。
退職金・退職給付金の違いとは?

似ているようで実は違う「退職金」と「退職給付金」。
- 退職金
→ 勤務先の病院やクリニックから支払われるお金。勤続年数や就業規則で金額が決まる。 - 退職給付金
→ 公的制度や専門サービスを通じて申請・受給できる給付金。条件を満たせば退職金とは別に受け取れる。
私は「退職給付金なんて自分に関係ない」と思っていましたが、専門サービスに相談したことで対象になることがわかり、安心して申請できました。
👇看護師の転職においても、専門のサービスに相談するのがおすすめです。

失業手当の金額シミュレーション

「実際に失業手当っていくらもらえるの?」
辞めたいと思っても金額がわからないと、不安になりますよね。
ここでは、看護師の平均年収をもとにしたシミュレーションと、私が試算してもらった内容を紹介します。
看護師の平均年収から計算するといくら?
厚生労働省の最新データ「令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況」によると、看護師の平均年収は5,197,000 円(約520万円)。
月収に換算すると平均月給は363,500円が目安になります。
失業手当は退職前6か月の給与をベースに計算され、だいたい 賃金日額の50〜80% が支給される仕組みです。
例えば、月収36万円の看護師さんなら…
- 賃金日額:約12,000円前後
- 失業手当:1日あたり 約6,000〜9,700円
これを90日分(自己都合退職の場合の基本)で計算すると、約54万円〜87万円程度になる可能性があります。
もちろん、年齢や雇用保険の加入期間によっても金額は変わります。
実際に試算してもらった金額と差が出る理由

私も退職前にハローワークで試算してもらいました。
そのとき提示されたのは、自己都合退職で90日分=約58万円。
正直、「これだけで生活していけるかな…」と不安に感じました。
ただ、専門のサポートに相談したところ、
「就職困難者」として申請できる可能性があると教えてもらいました。
その場合、給付日数が10か月(約300日)まで延長される可能性があり、見込み額は150万円前後に。
つまり、同じ「失業手当」でも、
- 退職理由(自己都合か会社都合か)
- 年齢や雇用保険の加入期間
- 申請の仕方
によって、金額に大きな差が出るということです。
退職給付金を最大限もらうためのコツ

退職給付金は、正しく申請できるかどうかで受け取れる金額が大きく変わります。
私も実際に手続きをしてみて、「知っているかどうか」で大きな差が出ると実感しました。
ここでは、注意したいポイントと、私がプロに相談して助かった体験をご紹介します。
手続きで注意するポイント

退職給付金をきちんと受け取るためには、ちょっとした手続きの違いで損をしないことが大切です。
- 提出期限を必ず守る
→ 期限を過ぎると受給できなくなる可能性があります。 - 必要書類を確認して揃える
→ 離職票、雇用保険被保険者証など、書類の不備があると申請が進みません。 - 退職理由を正しく伝える
→ 「自己都合」か「会社都合」かで、支給額や支給日数が大きく変わります。 - 「就職困難者」に該当するかをチェックする
→ 条件次第で、給付期間が大幅に延びる可能性があります。
一見シンプルに見えても、実際にやると細かい確認が多く、私はとても不安になりました。
プロに相談してサポートを使った私の体験

私は最初「自分で申請できるだろう」と思っていました。
でも実際にやってみると、必要書類の書き方や条件確認が複雑で、途中で不安になってしまいました。
そこで、退職給付金の専門サポートに相談することに。
社会保険労務士やファイナンシャルプランナーなどの資格を持った「お金のプロ」が相談に乗ってくれました。
- 自分が対象になるか無料で診断してくれた
- 書類の記入方法や提出の流れを丁寧に教えてくれた
- 「就職困難者」として申請できる可能性も一緒に確認してくれた
- もし給付されなかったら返金保証があるので安心できた
その結果、ハローワークで自己都合90日分(約58万円)と試算された私でも、
サポートを利用したことで10か月分(約150万円)の給付を受けられる可能性があるとわかりました。
「自分ひとりだったら絶対に気づけなかった」と思うと、本当に相談して良かったです。
💡まとめ
- 看護師を辞めたいと思うのは自然なこと
- 退職後には「失業手当・退職金・退職給付金」があることを知っておくと安心できる
- 給付金申請はプロのサポートが受けられる
おわりに|あなたの人生はあなたのもの

「看護師を辞めたい」と思うことは、決して悪いことでも、恥ずかしいことでもありません。
大切なのは、「自分がどう生きたいか」 を真剣に考えること。
看護師を辞めることは「逃げ」ではありません。
むしろ、疲れ切ったまま無理をして働き続けることのほうが、あなたの心や体にとって大きなリスクです。
退職は「逃げ」ではなく、一度立ち止まって、自分を整えるための選択。
失業手当や退職給付金といった制度を正しく知っていれば、辞めた後も前向きに過ごすことができます。
私の体験が、今「辞めたいけど不安で動けない」と感じているあなたの気持ちを、少しでも軽くできたら嬉しいです。

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